ボクシング元世界王者を現行犯逮捕

 大阪府警布施署は2日、警察官が乗る自転車に運転する自動車を衝突させたとして、プロボクシングの元世界チャンピオン宮崎亮容疑者(29)を公務執行妨害の現行犯で逮捕したそうです。

 宮崎容疑者は、通行禁止の市道に自らが運転する乗用車で進入した所を警察官に停止させられましたが、直後に急発進の自転車に衝突させたと言う事です。

 宮崎亮は、高校2年の時にインターハイのフライ級で優勝。2007年、高校3年の12月にプロデビューしました。2009年に日本ライトフライ級チャンピオンに、2010年に東洋太平洋ライトフライ級チャンピオンのタイトルを獲得しました。

 そして2012年、世界戦初挑戦でWBA世界ミニマム級のタイトル獲得に成功。2度の防衛に成功しましたが、2013年にタイのファーラン・サックリン・ジュニアにKO負けしてタイトルを失い、2016年にWBA世界ライトフライ級タイトルマッチで田口良一に判定負けしたのを最後に現役を引退していました。

 宮崎容疑者は免許停止中で「無免許運転がばれるのが怖かった」と容疑を認めているそうです。

法務省が明大教授を告発

 今年の司法試験の問題を教え子に漏洩したとして、法務省の司法試験委員会は8日、考査委員として作成に関与した明治大学法科大学院の青柳幸一教授(67)を国家公務員法(守秘義務)違反容疑で東京地検特捜部に刑事告発し、考査委員を解任しました。

 考査委員は法相が任命する非常勤の国家公務員で、上川法相は8日午前の閣議後の記者会見で、「誠に遺憾。事態を深刻に受け止め、原因究明と再発防止を徹底したい」と述べています。しかし、有効な再発防止策は、問題作成者が学生と接触することを禁じるしかないのではないでしょうか?。現役の大学教授がつとめている以上、こう言う事は起こりうるわけで、最終的には本人の人間性に期待するしかありません。

 青柳教授は普段から女性びいきで有名な教授で、特定の女性だけを食事に連れて行くこともたびたびあったと言いますから、このままだと考査委員に対しては、そう言う普段の行動をチェックしなければならないかも知れません。

違憲状態8、合憲4

 福岡高等裁判所那覇支部は26日、「1票の格差」が最大2・13倍だった昨年12月の衆院選について「違憲状態」と判断した上で、「格差の主因が解消されているとは言えないが、是正に必要な期間は過ぎていない」として、沖縄県の全4小選挙区を対象にした選挙無効(やり直し)の請求を棄却する判決を言い渡しました。

 昨年12月の衆院選を巡っては、二つの弁護士グループが全国295小選挙区全ての選挙無効を求めて提訴。広島高等裁判所(川谷道郎裁判長)は「合憲」と判断、大阪高等裁判所(田中敦裁判長)と高松高等裁判所も「合憲」。名古屋高等裁判所金沢支部は、0増5減の国会の取り組みを「小手先の不十分なもの」として衆院が「違憲状態」と判断した上で、選挙無効(やり直し)の請求は棄却。東京高等裁判所(滝沢泉裁判長)も「是正として不十分で、格差が生じる構造的な問題は解消されておらず、憲法が求める投票価値の平等に反する状態だった」として「違憲状態」と判断した上で、選挙無効(やり直し)の請求は棄却。仙台高等裁判所秋田支部は、「憲法が求める投票価値の平等に反する状態」と判断。一方で、格差是正に向けた動きがあることから「憲法上要求される合理的期間内に是正がされなかったとはいえない」として、選挙の無効は認めませんでした。

 これまでに13件の判決が出ており、「違憲状態」8件、「合憲」4件、「違憲(選挙は有効)」1件となっています。

日清食品ホールディングスVSサンヨー食品、和解成立

 日清食品ホールディングス(大阪市淀川区)が即席麺の製法に関する特許を侵害されたとして、サンヨー食品(東京都港区)などに製造・販売の差し止めと2億6652万円の損害賠償を求めた訴訟は、大阪地方裁判所(谷有恒裁判長)で和解が成立しました。

 争われていたのは、湯を入れると麺がきれいにほぐれて真っすぐになる「ストレート麺製法」。日清が2009年に特許を取得し、同社の製品「どん兵衛」などの製造に使用されてきましたが、サンヨー食品の「サッポロ一番」の11品種で特許を侵害されたとして、2012年12月に提訴していました。しかし、サンヨー側が製法を日清の特許と認めて、昨年9月に対象品種の製法を変更したことを相互に確認、和解に到りました。なお、解決金の有無などは、双方共に明らかにしていません。

 日清食品ホールディングスとサンヨー食品、日本を代表するインスタントラーメンのメーカー同士の特許紛争、サンヨー食品の全面降伏で幕を閉じたようです。