日本バドミントン協会、桃田賢斗の処分解除

 日本バドミントン協会は10日、無期限大会出場停止処分を受けているバドミントン男子の桃田賢斗(22)の処分を5月15日付で解除すると発表しました。

 桃田賢斗は元バドミントン日本代表で、2012年の世界ジュニア選手権で日本人として初めてシングルス優勝。2013年と2015年に全日本選手権優勝。世界バドミントン連盟の世界ランキング最高位は2位(2016年4月7日)でした。

 ところが、世界ランキング2位にランクされた正にその日、東京都内の違法カジノ店にて賭博をしていたことが判明。桃田は所属先のNTT東日本の調査に対して、自身が違法カジノ店に出入りしていた事と、同社所属の他の複数の選手もカジノ店に出入りしたことを認めました。

 日本バドミントン協会は緊急理事会を開き、日本代表選手指定を外し、無期限の競技会出場停止処分を下しました。リオデジャネイロ・オリンピックの代表が確実視されていた桃田でしたが、協会は桃田を推薦・派遣しないことを正式に決定したため、出場は出来ませんでした。

 処分解除を受けて桃田は会見を開き「これからは一社会人として責任ある行動をすると共に、人として成長しなければならないと強く感じた」と謝罪し、2020年の東京オリンピックへの意欲を語りました。

元横綱千代の富士、癌で逝く

 大相撲の元横綱「千代の富士」の九重親方が31日午後5時11分、膵臓がんのため亡くなったそうです。61歳でした。

 九重親方は昨年5月に還暦土俵入りを行った後に初期の膵臓癌が見つかり、手術をして相撲協会の職務に復帰していました。しかし、今年に入って転移が見つかり、手術はせずに放射線治療などを行っていたと言うことです。

 筋肉質の体と精悍な顔つきでウルフの愛称で呼ばれた千代の富士は、183cmで120kg台と小型力士の部類でしたが、速効相撲で横綱に上り詰め、優勝回数は31回を数えて「小さな大横綱」と呼ばれました。

 優勝回数31回は史上3位、通算1045勝は史上2位。得意の上手投げはウルフスペシャルと呼ばれ、1989年には大相撲では初の国民栄誉賞を受賞するなど、正に昭和を代表する国民的ヒーローでした。

 本人は癌が胃や肺に転移していることを漏らしていたそうですが、手術をしなかったということは、発見した時点で手遅れだったのでしょうか?。しかし、61歳とは余りにも早い。

ケビン・ランデルマン死去

 PRIDEやUFCで活躍したアメリカの総合格闘家ケビン・ランデルマンが2月12日、肺炎による心不全で亡くなりました。44歳でした。

 ケビン・ランデルマンはレスリング出身の選手で、マーク・コールマンに師事して1996年に総合格闘家としてデビューしました。1999年11月19日、UFC23の世界ヘビー級王座決定戦でピート・ウィリアムスと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功。2002年9月からは日本のPRIDEへ主戦場を移し、2004年4月にミルコ・クロコップを1ラウンドでKOするなど活躍。

 非常に身体能力が高く、その風貌と驚異的なジャンプ力を披露するパフォーマンスから「リアル・ドンキーコング」の愛称で人気を博しました。

 しかし、高い身体能力の反面、試合運びや駆け引きの面で脆さを見せて敗北することも多く、生涯戦績は33試合で17勝16敗と、決して特筆すべき戦績ではありません。

 エメリヤーエンコ・ヒョードルをバックドロップで頭頂部からマットに叩きつけるなどして会場を沸かせた試合も、直後にチキンウィングアームロックで一本負けしています。本人も「俺はいつも最後にミスを犯す」と認めるほどでした。

羽生結弦、尿膜管遺残症で手術

 日本スケート連盟の30日発表によると、フィギュアスケート全日本選手権後、腹痛のため精密検査を受けた羽生結弦(20)が尿膜管遺残症と診断され、同日手術したそうです。

 羽生は28日まで行われた全日本選手権で、高橋大輔以来となる大会3連覇を達成し、来年3月に中国の上海で行われる世界選手権代表に決定していました。しかし、12月上旬のグランプリ・ファイナルから続く腹痛のため、精密検査を受けることを発表。29日のエキシビションを欠場、。「ファイナルの期間中から断続的に腹痛がありました。帰国後、医師に相談した結果、精密検査を行うことを勧められました。まずはしっかり検査を行い、今後については改めてご報告させていただきます」とコメントを発表して都内で精密検査を受けていました。

 尿膜管遺残症とは、生まれた後には消えてなくなるはずの、胎児期の尿膜管という器官が残っている、へその病気。痛みや発熱のほか、へそから分泌物や膿が出、適切な排膿処置を行わずにいると腹膜炎になることもあると言う。