元横綱千代の富士、癌で逝く

 大相撲の元横綱「千代の富士」の九重親方が31日午後5時11分、膵臓がんのため亡くなったそうです。61歳でした。

 九重親方は昨年5月に還暦土俵入りを行った後に初期の膵臓癌が見つかり、手術をして相撲協会の職務に復帰していました。しかし、今年に入って転移が見つかり、手術はせずに放射線治療などを行っていたと言うことです。

 筋肉質の体と精悍な顔つきでウルフの愛称で呼ばれた千代の富士は、183cmで120kg台と小型力士の部類でしたが、速効相撲で横綱に上り詰め、優勝回数は31回を数えて「小さな大横綱」と呼ばれました。

 優勝回数31回は史上3位、通算1045勝は史上2位。得意の上手投げはウルフスペシャルと呼ばれ、1989年には大相撲では初の国民栄誉賞を受賞するなど、正に昭和を代表する国民的ヒーローでした。

 本人は癌が胃や肺に転移していることを漏らしていたそうですが、手術をしなかったということは、発見した時点で手遅れだったのでしょうか?。しかし、61歳とは余りにも早い。