ケビン・ランデルマン死去

 PRIDEやUFCで活躍したアメリカの総合格闘家ケビン・ランデルマンが2月12日、肺炎による心不全で亡くなりました。44歳でした。

 ケビン・ランデルマンはレスリング出身の選手で、マーク・コールマンに師事して1996年に総合格闘家としてデビューしました。1999年11月19日、UFC23の世界ヘビー級王座決定戦でピート・ウィリアムスと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功。2002年9月からは日本のPRIDEへ主戦場を移し、2004年4月にミルコ・クロコップを1ラウンドでKOするなど活躍。

 非常に身体能力が高く、その風貌と驚異的なジャンプ力を披露するパフォーマンスから「リアル・ドンキーコング」の愛称で人気を博しました。

 しかし、高い身体能力の反面、試合運びや駆け引きの面で脆さを見せて敗北することも多く、生涯戦績は33試合で17勝16敗と、決して特筆すべき戦績ではありません。

 エメリヤーエンコ・ヒョードルをバックドロップで頭頂部からマットに叩きつけるなどして会場を沸かせた試合も、直後にチキンウィングアームロックで一本負けしています。本人も「俺はいつも最後にミスを犯す」と認めるほどでした。

法務省が明大教授を告発

 今年の司法試験の問題を教え子に漏洩したとして、法務省の司法試験委員会は8日、考査委員として作成に関与した明治大学法科大学院の青柳幸一教授(67)を国家公務員法(守秘義務)違反容疑で東京地検特捜部に刑事告発し、考査委員を解任しました。

 考査委員は法相が任命する非常勤の国家公務員で、上川法相は8日午前の閣議後の記者会見で、「誠に遺憾。事態を深刻に受け止め、原因究明と再発防止を徹底したい」と述べています。しかし、有効な再発防止策は、問題作成者が学生と接触することを禁じるしかないのではないでしょうか?。現役の大学教授がつとめている以上、こう言う事は起こりうるわけで、最終的には本人の人間性に期待するしかありません。

 青柳教授は普段から女性びいきで有名な教授で、特定の女性だけを食事に連れて行くこともたびたびあったと言いますから、このままだと考査委員に対しては、そう言う普段の行動をチェックしなければならないかも知れません。

善光寺の境内、ドローン禁止

 9日に小型無人機「ドローン」が落下する事件があった長野市の善光寺は、31日まで続く御開帳期間中の参拝客の安全確保を最優先するため、境内へのドローン持ち込みや飛行を禁止することを決め、看板や公式サイトで周知を始めました。

 16日に山門や国宝の本堂に向かう参道脇と、本堂北側の計2か所に置かれた看板には、禁止の対象が「ドローンをはじめとするリモコン操作の無人飛行機」と明記されており、「持ち込み、操縦、飛行、撮影等は固くお断りする」としています。同じ内容の文書は同寺の公式サイトにも掲載されました。

 御開帳期間中の主要行事「中日庭儀大法要」の最中だった9日、住職らの行列近くに、横浜市の少年(15)が遠隔操作していたドローンが落下。幸い怪我人もなく、行事は続けられましたが、同様のトラブル回避を求める県警からの要請等もあり、善光寺側は今回の措置に踏み切った模様です。

 少年の目的は動画撮影だったとみられますが、その気になればテロが出来てしまう事が証明された形で、規制もやむを得ないでしょう。

リニア、時速603キロ

 JR東海の発表によると、2027年開業を目指すリニア中央新幹線は21日、山梨リニア実験線(山梨県上野原市―笛吹市、42・8キロ)で行われた有人走行試験で、鉄道の世界最高速度となる時速603キロを記録したそうです。

 有人走行試験は7両編成の営業仕様車両「L0(エルゼロ)系」で午前10時頃に同社社員を乗せて開始され、午前10時48分にトンネル内で時速603キロに達し、その後10・8秒間にわたって時速600キロ以上で走行しました。

 今月16日には同じL0(エルゼロ)系の有人走行試験で、世界最高となる時速590キロを達成したばかりで、さらに記録を更新しました。同社は、ギネスブックに新記録として申請する予定だと言うことです。

 とうとう時速600キロ突破です。子供の頃、「リニアモーターカーが時速500キロで、東京-大阪間を1時間で結ぶ」と言われていましたが、その日がいよいよ12年後に迫ってきました。今から楽しみです。

違憲状態8、合憲4

 福岡高等裁判所那覇支部は26日、「1票の格差」が最大2・13倍だった昨年12月の衆院選について「違憲状態」と判断した上で、「格差の主因が解消されているとは言えないが、是正に必要な期間は過ぎていない」として、沖縄県の全4小選挙区を対象にした選挙無効(やり直し)の請求を棄却する判決を言い渡しました。

 昨年12月の衆院選を巡っては、二つの弁護士グループが全国295小選挙区全ての選挙無効を求めて提訴。広島高等裁判所(川谷道郎裁判長)は「合憲」と判断、大阪高等裁判所(田中敦裁判長)と高松高等裁判所も「合憲」。名古屋高等裁判所金沢支部は、0増5減の国会の取り組みを「小手先の不十分なもの」として衆院が「違憲状態」と判断した上で、選挙無効(やり直し)の請求は棄却。東京高等裁判所(滝沢泉裁判長)も「是正として不十分で、格差が生じる構造的な問題は解消されておらず、憲法が求める投票価値の平等に反する状態だった」として「違憲状態」と判断した上で、選挙無効(やり直し)の請求は棄却。仙台高等裁判所秋田支部は、「憲法が求める投票価値の平等に反する状態」と判断。一方で、格差是正に向けた動きがあることから「憲法上要求される合理的期間内に是正がされなかったとはいえない」として、選挙の無効は認めませんでした。

 これまでに13件の判決が出ており、「違憲状態」8件、「合憲」4件、「違憲(選挙は有効)」1件となっています。

日清食品ホールディングスVSサンヨー食品、和解成立

 日清食品ホールディングス(大阪市淀川区)が即席麺の製法に関する特許を侵害されたとして、サンヨー食品(東京都港区)などに製造・販売の差し止めと2億6652万円の損害賠償を求めた訴訟は、大阪地方裁判所(谷有恒裁判長)で和解が成立しました。

 争われていたのは、湯を入れると麺がきれいにほぐれて真っすぐになる「ストレート麺製法」。日清が2009年に特許を取得し、同社の製品「どん兵衛」などの製造に使用されてきましたが、サンヨー食品の「サッポロ一番」の11品種で特許を侵害されたとして、2012年12月に提訴していました。しかし、サンヨー側が製法を日清の特許と認めて、昨年9月に対象品種の製法を変更したことを相互に確認、和解に到りました。なお、解決金の有無などは、双方共に明らかにしていません。

 日清食品ホールディングスとサンヨー食品、日本を代表するインスタントラーメンのメーカー同士の特許紛争、サンヨー食品の全面降伏で幕を閉じたようです。

老朽原発5基、廃炉へ

 関西電力、中国電力、九州電力と日本原子力発電は、運転開始から40年前後の老朽原発5基について、来月にも廃炉を表明する方針を固めました。県や立地する自治体の2月議会などで説明し、地元の同意を得た上で3月に経済産業相に届け出る予定で、正式に廃炉が決まるのは4月以降になる見通しです。

 廃炉が決まったのは、九州電力の玄海原子力発電所1号基、日本原子力発電の敦賀原子力発電所の1号基、中国電力の島根原子力発電所の1号機、関西電力の美浜原子力発電所の1号基と2号基。

 2011年に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、政府は2013年に原発の運転期間を原則40年に制限する制度を導入しました。延長は可能ですが、安全基準を満たすための検査やメンテナンスにコストがかかるため、廃炉を決めた物です。この制度に沿って電力会社が廃炉を表明するのは初めての事です。いずれも最新型に比べて出力は半分以下のため、影響は小さいと言うことです。

羽生結弦、尿膜管遺残症で手術

 日本スケート連盟の30日発表によると、フィギュアスケート全日本選手権後、腹痛のため精密検査を受けた羽生結弦(20)が尿膜管遺残症と診断され、同日手術したそうです。

 羽生は28日まで行われた全日本選手権で、高橋大輔以来となる大会3連覇を達成し、来年3月に中国の上海で行われる世界選手権代表に決定していました。しかし、12月上旬のグランプリ・ファイナルから続く腹痛のため、精密検査を受けることを発表。29日のエキシビションを欠場、。「ファイナルの期間中から断続的に腹痛がありました。帰国後、医師に相談した結果、精密検査を行うことを勧められました。まずはしっかり検査を行い、今後については改めてご報告させていただきます」とコメントを発表して都内で精密検査を受けていました。

 尿膜管遺残症とは、生まれた後には消えてなくなるはずの、胎児期の尿膜管という器官が残っている、へその病気。痛みや発熱のほか、へそから分泌物や膿が出、適切な排膿処置を行わずにいると腹膜炎になることもあると言う。

黒川紀章建築事務所が民事再生手続き

 黒川紀章建築都市設計事務所(東京都港区赤坂)が15日、東京地方裁判所に民事再生手続きを申し立てました。同事務所によると、負債総額は12億円。
 事務所は、「建築不況で受注案件が減り、財務状況が苦しくなった。設計料の回収ができない海外案件も発生し、資金繰りに行き詰まった。ご迷惑をおかけし申し訳ありません」とのコメントを発表しています。

 同事務所を設立した黒川紀章氏(故人)は、世界的な建築家として知られていました。京都大学工学部建築学科卒業後、東京大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程へ進学。東大在学中に「株式会社黒川紀章建築都市設計事務所」を設立。中銀カプセルタワービル、福岡銀行本店、国立民族学博物館、日本赤十字社本社、福岡県庁舎、埼玉県立近代美術館、国立文楽劇場、名古屋市美術館、広島市現代美術館。さらにフランスのパシフィック・タワー、シンガポールのリパブリックプラザ、マレーシアのクアラルンプール国際空港、オランダのゴッホ美術館新館等を手がけ、1986年には建築界のノーベル賞と言われるフランス建築アカデミーのゴールドメダルを受賞しています。

 また、共生新党を結党して2007年には東京都知事選と第21回参議院議員通常選挙に出馬しましたが、いずれも落選しています。

 現在事務所は黒川紀章氏の長男である未来男氏が代表取締役を務めており、事業再生に向けて、建設大手の日本工営が支援する方針とのことです。

インドで日本人女性旅行者を隔離

 インド紙タイムズ・オブ・インディアの電子版が6日報道によると、インド北東部マニプール州で旅行中の日本人女性(27)がエボラ出血熱の疑いがあるとして、現地の病院で隔離されたそうです。

 今後血液検査で感染の有無を確認するが、病院関係者によると「今のところエボラ出血熱の症状はない。検査結果が陰性ならば隔離は解除される」と話していると言う事です。在インド日本大使館は「事実関係を調査中」としています。

 女性はシンガポール、マレーシア、タイ、ミャンマーを旅行し、数日前に陸路でインド入りしましたが、エボラ出血熱が流行している西アフリカを訪問したとの情報は無いとのことです。

 西アフリカを訪問していないとすれば、感染の可能性は限りなく低いのですが、もし感染しているとすれば大変な事態です。西アフリカとは全く違った感染ルートがある事になりますし、人口の多い東南アジアとインドで感染が広がれば、時間の問題で中国や日本にも波及するでしょう。